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商品名(英語名および日本名)

Daunoblastina^®：Daunoblastina注射液

薬剤のご紹介

• アントラサイクリン系抗生物質に属し、DNA、RNAの合成を抑制します。現在は急性の白血球増多、慢性の骨髄性白血病、リンパがん、交感神経の芽細胞腫、横紋筋肉腫への治療が承認されています。

注射方法について

• 点滴静脈注射。ゆっくり時間をかけて投与する必要があります。

注射時の注意事項

• 治療後の1~2日間尿液が赤色に変色する可能性があります。
• 妊娠中または授乳中の方は使用できません。
• 以下の疾患または状況がある場合は、事前に担当医にお伝えください。
• エイズ、カポジ肉腫。
• 心臓疾患、肝臓疾患。
• 高血圧。
• 以前化学療法の薬剤を注射したことがある。
• 注入後骨髄抑制が引き起こされ、血球数の現象があらわれます。治療の1周目は毎日白血球、赤血球及び血小板の数を観察し、日常的によく手を洗い感染を予防しなければなりません。
• Daunoblastinaが大量にすばやく白血病細胞を破壊することで、尿酸の血中濃度を向上させます。治療の1周目は3~4回尿酸の濃度を検査する必要があります。必要時には医師により副作用を治療するための薬剤が別途処方されます。
• 薬剤の投与期間中はワクチンの作用が失われることから、H1N1インフルエンザワクチンや麻疹ワクチンなどの「弱毒化」ワクチンを注射しないでください。
• 心臓への影響については、治療サイクルの前後ごとに心電図検査の実施をおすすめします。

起こりうる副作用

• 骨髄抑制：白血球数が減少することから、この期間中は感染防止に注意しなければなりません。
• 心臓毒性：各治療サイクルの前後に心電図検査の実施をおすすめします。
• 抜け毛：よくあらわれる症状でが、治療終了後に正常に回復します。
• 胃腸の不快感：症状は通常軽微から中度で、制吐剤で改善できます。
• 口腔粘膜炎：治療後5~10日であらわれる可能性があります。舌先の両側下部及び舌の下側の粘膜にあらわれ、舌先または唇に白点があらわれる可能性があります。
• アレルギー反応：皮膚の赤み、腫れ、かゆみや痛み、しこりなど。

通常時の飲食に関する注意事項

• 飲酒には薬物の副作用を強める働きがあることから、飲酒しないでください。
• 市販薬や漢方薬またはビタミンのタブレットを服用している場合は、事前に医師にお伝えください。