- 出発の前に医師に問い合わせて、身体能力評価を行います。
- 海拔 2750 メートル以上の場所に就寝予定のスケジュールを避けてください。飛行機で直接に高い場所へ到着のことを避けてください。直行便利用で初日に海抜2750 メートル以上の場所の場所に就寝しなければいけない場合に、予防薬物を服用することにお勧めです。
- 海拔 2000 ~ 2500メートル以上のツアーについて、低い高度の場所に夜を過ごして、次の日に登ることをお勧めです。
- 高地に到着した後、最初の24時間に激しい運動とアルコールを避けてください。水を多めに飲んでください。
- 山を登るときに、ゆっくり登ってください。体は高度を慣れる時間が必要です。昼中に高めに登って、夜間に比較的低い場所に夜を過ごすことが良いです。
- 自身と同行者は高山病の症状が起きたかどうかを注意してください。
高山病が起こった時
高度を下る、下る、下る!!
- 急性高山病の症状が起こった時、絶対登らないでください。
- 同じ高度に休んでください。症状が軽くならない、もしくは悪化の場合に、直ちに低い高度へ移動してください。
- 高山病が発症した人を一人残ることはやめてください。
- 高地脳浮腫と高地肺水腫の症状進展が速く、死に至る重症です。しかし、早めに処置すると、ほぼ助けれ、完治できます。早めに処置とは、病状を発見したと、直ちに高度を下ってください(通常500~1000メートルを下る)。加圧バッグ治療・酸素治療などは臨時救急の方法しかありません。
高山病の予防薬物
- Acetazolamide ( アセタゾラミド)
- 利尿薬の一種です。急性高山病を予防でき、体を早めに高地環境に慣れる効果があります。使用量は125mg ~ 250mg、毎日2 ~ 3 回を服用、高地への出発日の前1日から服用して、高地に到着した後にまた2日を服用してください。
- サルファ類の薬物にアレルギーする人とグルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症の患者は服用できません。副作用は:頻尿・皮膚刺激感・吐く気・疲労・耳鳴・感覚異常・低カリウム血などです。
- Dexamethasone
- 急性高山病と高地脳浮腫が予防できます。しかし、体を早めに高地環境に慣れる効果がありません。従って。服用者は服用を停止して登り続くと、高山病が起こる恐れがあります。現在の観点はAcetazolamide を利用して高山病を予防します。Dexamethasone はAcetazolamide に禁忌して利用できない人のみ使用し、あるいはすでに重い高山病が発生していますが、高度を下ることができない患者に使用します。使用量は朝・夜各 4 mg、高地への出発日の前1日から服用して、高地に到着した後にまた2日を服用してください。発症後の治療に使用したい場合に、6時間毎に1回を服用してください。
- カルシウム拮抗薬
- Nifedipine はカルシウム拮抗薬で、高地肺水腫が予防・治療できます。一般の使用量は長効果型 20 ~ 30 mg・12 時間毎1回を服用します。バイアグラ Sildenafil citrate ( Viagra ) も肺動脈圧を降下する効果があり、血圧への影響も比較的少ない、すでに高地肺水腫に予防・治療の効果があると実証されました。使用量は 50 mg・毎日1~3回を服用してください。