乾癬とは
東洋医学に「白疕」とも呼ばれ、表皮が増生し、炎症性の慢性皮膚病です。
症状は赤色のハム様皮疹、または境界明瞭な盛り上がった紅斑と銀白色の鱗屑は特徴です。体の伸側、例えば頭皮・肘・膝・腰まわりに出やすいです。爪にも発症する場合があり、凹凸や穿孔・変色・荒れ・盛り上がり・緩み・断裂などの症状が出ます。
一部の患者は乾癬性関節炎が発症し、関節痛・こわばり、末期に関節変形になる恐れがあります。
乾癬の発症・悪化原因
- 生活ストレス
- 疲労、徹夜、生活習慣不良。
- 急性上気道感染症(風邪)または扁桃炎。
- 外傷または掻く
- 特定種類の薬物、例えばリチウム塩類・抗マラリア薬物と一部の高血圧薬。
- たばこ・アルコール・ビンロウ。
- 辛い・熱性・焼き料理・揚げ料理。例えば、唐辛子・ニンニク・パクチー・ショウガ・ネギ・沙茶醬・フェンネル・ニラ・シナモン・羊肉・牛肉・竜眼・ライチ・マンゴー・ドリアン・漬物・コーヒー・カレー。
乾癬は感染病?
乾癬は伝染病ではありません。慢性疾患ですが、症状程度は波のように起伏があります。積極的に治療を受けると、抑制でき、一般の生活に支障がありません。しかし、治療を受けないと、症状が重くなり、乾癬性紅皮症または膿疱性乾癬になる恐れがあり、命の危険さえあります。